第37章 これから、、、
そう言って信玄様は部屋に入ってきた。
「ようやくだったな、幸」
(ようやくってどういうことだろう?)
「信玄様、ようやくってどういうことですか?」
「あ〜、どういうことかと言うとな、天女、幸がずっと前から天女のことが…」
「あーーーーーーー!信玄様、それ以上言っちゃダメです!」
そう言って幸村が信玄様を押さえつけた。
「別にいいだろう、幸。もう、めでたく結ばれのだから」
「それでもだめなものはだめです!信玄様」
「え〜、なんで幸村?教えてよ!」
そう言って私がただをこねてみたが
「だめなものはだめなんだ!」
と言われてしまった。