• テキストサイズ

ツンデレ君と人見知りちゃん【イケメン戦国】

第32章 男達の話


「この女、まだ起きて無さそうだな」
「ああ、矢文は飛ばしたか?」
(矢文?なんのことだろう?)
「おう、春日山城に向けて飛ばした。そろそろ真田も知ったころだろう。」
(真田!幸村のことだ!)
「この女はどうすんだ?」
「顔を見た所、結構な上玉だからな!俺達でたっぷり遊んでから、売り飛ばせばいいだろ」
(うそ…でしょ…!そんなのいやだ!)
「やっと復讐ができるぜ!」
「おう!なんたってこっちには20人も味方がいる!たとえ真田だろうと負けはしないだろうよ!」
(20人!ダメ!売り飛ばされるのはいやだけど、お願いだから、幸村!来ないで!)

(でも、さっきまで喧嘩していたから来ないよね。幸村が危険になるんだったら、売り飛ばされた方がマシだ。)
私は初めて喧嘩して良かったと思った。
/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp