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汚れつちまった悲しみに -花-

第5章 おにゃのこ




「あー言わせとけ言わせとけ!」

「太宰さん大丈夫かな?」

「んだよそんな青鯖野郎を心配すんのかよ」

ぴっ!
「いえ、ただあの女性好きな太宰さんでも中也さんを見分けられないんだな~···ってちょっと笑っちゃいました」

「····天音」

「はい?」

ふわっ
「お前も言うようになったな~このままマフィアに来るか?」

ドキッ
「えっ!」

「月に何回かマフィアでのアルバイトだがよ··そろそろマフィアに腰おろした方が首領もみんなも喜ぶ···それに1番は俺が嬉しいんだ····よ··って何か悪い···な··」

ぽぽぽ···
「····っ··、はい··そんな事ありません!」

「そんな可愛く言われると本当に離さないぞ?」

どきっ
「うっ···(今の中也さんはいつもより··綺麗でかっこよくて···周りがキラキラしてる)」
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