第5章 おにゃのこ
~♪
もぞ···
「····朝から電話···お母さん?」
朝早くから鳴り響く着信音
ぴっ
「はい、天音です」
「天音か」
中也さんだ
「おはようございます。何かありましたか?」
中也さんから電話なんて滅多にないからちょっと身構える。
中也さんは電話より直接来るタイプだからな
「今日はマフィアだろ?」
「はい(なんか声がおかしい)」
「マフィアに来たら真っ先に俺の部屋に来てくれ、切るぞ」
「分かりました」
ぴっ
(まだ、寝れる)
ーーーー·····
「··天音びっくりするなよ」
俺は鏡を見て愕然としていた