第7章 わたしはネコであり、悪魔である
コトッ
「簡単にサンドイッチにしてみました。」
「いただきます」
あー···ぱくっ
「どうですか?」
もぐ···
「美味しいよ。···白麒麟は何時もこんな風に食べてるんだね」
「白麒麟?」
「あぁ。澁澤だよ···異名的な?」
「色んな名前あるんですね(呼ばないけど)」
ちーん☆
「あっ、太宰さんゆっくり食べてくださいね」
ぱたぱた
「····欲しいな。」
ぱたぱた···ぴたっ
くるっ
「?、どうし···!」
ふわっ···。
ぎゅっ。
「治はえらいこ、えらいこ」
「····当たり前でしょ」
☆☆☆
むぐむぐ
(ってなる訳ないよね~~~~)
ぱかっ
「太宰さんが仕上げた焼き菓子上手く焼けましたよーー!」
「当たり前でしょ、私だもの(今は、我慢かな)」