第7章 わたしはネコであり、悪魔である
からんからん
「おや?今日も来てくれたの?」
私のお店にはちょっと似合わない"お友達"が来る
その子は···片目だけが白くて全身が黒い
「みゃーー···」
ネコである。
なでなで
「よしよし、ちょっと待っててね」
ガチャ
「シグマさん。牛乳ありますか?」
ひょい
「どうしたの天音···」
「何時ものお友達。名前はないんだ」
「あっ。あるよ!取りに行くね」
パタパタ···。
なでなで
「君の名前どうしようかね?」
うごうご
「みゃ~~···」
「クロ。···ダーク。ダークはどうかな?」
「みゃー。」
「それじゃ君は"ダーク"」
嬉しそうだ。