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人間失格 -愛-

第3章 ほしいほしい




すたすた····

3人で歩いてる

ぎゅう
「······」

私は太宰さんに肩を掴まれて、織田作さんとちょっとした距離がある


「中身なに」

「中身は····芥川くんと銀ちゃんが喜んでくれるような日常品です」

「ふーん、織田作は何故天音と?」

「たまたまだ。孤児達の様子見帰りに会ったからな。太宰はいいのか?」

「何が?」

「綺麗な彼女といたじゃないか」

かぁ
「彼女じゃない!····私の彼女はあ···!」

(やりすぎたか)

ぱくぱく
「······」

「···(魚みたい)」
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