第16章 すなお
ぶー
「天音が着替えさせてくれるならね~」
ずごご
「だーざーいーー···」
「うわー··今のシグマくん、国木田くんみたい笑」
「シグマさん落ち着いて··太宰さんもちゃんとしてください。エプロンだけはしてあげます」
私が初めて動物に触れたのは太宰さん
「はーい!お願いします」
しゅるっ
「後ろ失礼···!」
ぎゅむ
「あったかいな」
ひゃああ!
「太宰!お前!///」
フリーズ
「·····」
私の隣にいてくれたのも太宰さん
「まったく···しっかりしてください。···治さん」
ぼっ····///
「ーーーー····!」
なら私が出来る事は
太宰さんの隣に寄り添う事だけ
❦ℯꫛᎴ❧