• テキストサイズ

人間失格 -愛-

第15章 ゆらよら



ぱちっ
「·····チッ」

(舌打ちされた)


ーーーー····

「ねぇ、最近何で部屋にいないの?」

かたん
「最近は中也さんに色々と教えていまして」

むぎ
「···中也がいいの?」

「太宰さん。寂しいんですか?」

「寂しいとか知らない」

「私は中也さんに色々と教えて一緒に寝れてませんが、夜中あたり太宰さんの部屋で頭撫でてるんですよ?」

「?!初耳なんだけど···」

「天音ーー!」

「あっ、はーい。すみません太宰さんまた後で」

パタパタ
ガチャ


パタン



(夜中に私の頭を撫でてる)

くしゃっ。
「~~~··馬鹿///」


さらに年月は過ぎて

太宰さんと中也さんはお互いに18歳となった。

首領曰く

「次のボスは太宰くんに任せようかな~~」

「それは首領が決める事なので···(中也さんは選ばないんだ。確かに太宰さんの小さい時から見ていたからな)」

なら私はそろそろお役目ごめんかしら
/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp