第15章 ゆらよら
ぱちっ
「·····チッ」
(舌打ちされた)
ーーーー····
「ねぇ、最近何で部屋にいないの?」
かたん
「最近は中也さんに色々と教えていまして」
むぎ
「···中也がいいの?」
「太宰さん。寂しいんですか?」
「寂しいとか知らない」
「私は中也さんに色々と教えて一緒に寝れてませんが、夜中あたり太宰さんの部屋で頭撫でてるんですよ?」
「?!初耳なんだけど···」
「天音ーー!」
「あっ、はーい。すみません太宰さんまた後で」
パタパタ
ガチャ
パタン
(夜中に私の頭を撫でてる)
くしゃっ。
「~~~··馬鹿///」
さらに年月は過ぎて
太宰さんと中也さんはお互いに18歳となった。
首領曰く
「次のボスは太宰くんに任せようかな~~」
「それは首領が決める事なので···(中也さんは選ばないんだ。確かに太宰さんの小さい時から見ていたからな)」
なら私はそろそろお役目ごめんかしら