第2章 あいあい
ガチャッ
「こんな所にいたんだね。」
「········」
「君らしくないね、やっぱり天音くんが気にな····」
「気安く呼ぶな····」
「(怖い顔)大丈夫だよ、傷も深くない。今は眠ってるよ」
「·····森さん」
「なんだい?(珍しいトーン)」
「彼奴を···ーーーー」
ーーーーー·····
カチャッ····
コッコッコッ
「ねぇ」
「······」
「どうしてあの時私を」
ーーー···
ガチャッ
「治さん、おかえりなさい···!やめて!」
はっ
「っ··!来ないで!」
天音が〇に見えて怖くなって··
刃物を向けた。
気づいた時には天音は倒れて私は血溜まり