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私の初恋の人~その1~

第3章 初


「おにょ、君は今日からしばらく私の元で働いてもらう。体調が良くなるまでの期間は。いいなか?」
と、優しく言ってくれた。

(この方の傍で働けるんだ…私にできるかな?)
「はい、私に出来ることがあればやってみます!」
私はそう言った。

「では、今日からよろしく」と、頭をポンと撫でてくれた。


…////「はい。」

(かっこいい人からされると恥ずかしいな…)



「では、君はまだ寝てるといい。私が起こしに行く。意識が戻った事だし、私も自室へ戻るとしよう。皆に伝えておく。」

そう言って医務室を出ていった。


素敵な方だな…
















エルヴィンは自室へ戻った。


前から彼女のことが気になっていた。エレンと兄弟である為。本当に兄弟なのか…。巨人になれることは知らなかったのか…。
疑問に思ったから仕事の合間に調べていた。

…調べたが、彼女のDNAが一致する者はいない。少なからず1人はいるはずだが…エレンも一致しなかった。だからエレンとは兄弟ではないことがわかった。だが、なぜ一緒に暮らしていたのだろうか…
暴力団にでも襲われたのだろうか…治安は悪いがそれはないだろう…だとすると、彼女は壁の中の人間なのか…

まだ時間はあるから明日にしよう…
そうして私は眠りについた。










次の日、エルヴィンは医務室へ行った。

「あ、エルヴィン団長…おはようございます」

「あぁ、おはよう。体調の方はどうだ?」
(昨日より顔色はいいか)

「はい。大丈夫です。」
わたしの元にエルヴィンはいち早く来てくれた。

「まだ、食事は出来ないだろうから軽食を持ってきた。」
と、お粥のようなものを持ってきた。

「ありがとうございます…(これはなんだ?)」
私は初めて見る食べ物に少し警戒したが、エルヴィンが熱を覚ましてくれた。

「(ふーふー)熱いからゆっくり」
と言ってスプーンで私の口に運んでくれた。

「はふはふ…んっ…美味しい(え、食べさせてくれるんだ…)」
久しぶりに取った食事で私は頬が緩んだ。

「?少し熱かったか?頬が赤いが…」
と、エルヴィンは心配そうにこちらを見つめた。

「いえ!そんな事ないです。丁度いい温かさです。」
(そんなに見つめられるから赤くなるんです///)

そして、ようやくご飯を食べ終え、少し休んだ。
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