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ノリで雄英に受験したら受かっちゃった!??【MHA】

第1章 まさかの!?


「そっくりだぁ~」


余りの似加減に上を向きながら呟いてしまう





「ケロっ

本当ね、そっくりだわ」





突然、隣から声が聞こえて横を向くと




「蛙吹 梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」


蛙っぽい女の子にいきなり自己紹介された…



「つ、梅雨ちゃん?」


「えぇありがとう

貴女は?」


初対面の瞬間から自己紹介なんぞレベルの高い事など、やったことがない私は


「ぇ、えっと…

わ、私は」



かみまくった



「落ち着いて

ゆっくりで大丈夫よ」



身長の低い梅雨ちゃんが頑張って背伸びして私の背中を優しく撫でてくれた



「ありがとう

私は、溶先 マヤです。」


「マヤちゃんね

よろしく」



ケロっという効果音を出しながら握手を求めてきたので応じる



「あら?

手袋してるのね」


「ぁ、まぁ個性の関係でね」


一番個性が発揮しやすい手には常に厚手の手袋をするようにしている

昔から…



今では手袋がないと落ち着かなくなっている




「そうなのね

お互い頑張りましょうね」



それを言うと梅雨ちゃんは違う受験生に声を掛けに行った



どうやら挨拶だけをしに来たようだ


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