ノリで雄英に受験したら受かっちゃった!??【MHA】
第13章 死穢八斎會
屋敷を出て子供が逃げそうな裏路地を探し歩くと
「この子に何してるんですか?」
大通りに出れる路地で探してた二人を見付けたのは良いが、
探してた子供を優しく抱き締めているヒーロに見覚えがあった…
「はぁ…マジかよ。
ったく」
どうやら二人は偶然にも見回りをしていたヒーローに遭遇したらしい
怯えている子供が気になり声を掛けてきたのだろう
だが、そんな事情などどうでもいいと考える彼女は
「ねぇ、見つかった?」
まるで彼、オーバーホールと一緒に子供を探してたかのように振る舞った
「…あぁお前か、ちょうどいい。
恥ずかしい話ですので人目に付かない所でお話します」
クルッと路地の奥に入りながら殺気を出したオーバーホールに気付き
ペッタペッタとオーバーホールの隣に移動してきた子供
「なんだ、もう駄々は済んだのか?」
コクリと頷く子供
「じゃ、帰りましょ~」
「そういうわけなんで頑張ってください。
ヒーロー」
3人は裏路地の奥へと消えていった…