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千分の一話噺

第797章 パリのパンダも客寄せか?


パリのパンダも去年、中国に返還された。
『パンダロス』してる人も少なくない。
「あぁ…、パンダがいないパリは魅力がないな」
世界的な観光地であるパリだが、産まれた時から住んでる人には関係ない。

「こうなれば俺がパンダになる!!」
なんでこうなるのか?はさておき、この男は自分でパンダの着ぐるみを作った。
「今日から俺はパンダマンだ!!」
男は着ぐるみを着てパリの街に出没するようになった。
ユーチューバーとして動画配信も始めた。
初めは公園などの遊具で遊ぶ程度だったが、徐々にその行動はエスカレートしていく。

「パンダマン、シャンゼリゼ通りを行く!」
シャンゼリゼ通りを着ぐるみのまま行ったり来たりして警察に職質された。
「パンダマン、自転車で凱旋門をくぐる!」
凱旋門の周りを自転車でひたすらグルグル回り観光客にウザがられた。
「パンダマン、ルーブル美術館のガラスのピラミッドを登る!」
すぐに警備員に取り押さえられた。
「パンダマン、セーヌ川を泳ぐ!」
さすがに着ぐるみ着て泳ぐ訳にはいかず、パンダメイクで泳いだ。
「パンダマン、ベルサイユ宮殿で前転する!」
彼はバク転が出来なかった。
「パンダマン、エッフェル塔を登る!」
遂に逮捕された。


逮捕されたパンダマンは…。
「今日で俺はパンダマンを卒業するけど……
パンダマンの事は嫌いでも、パンダは嫌いにならないでくれ!!」
どこかで聞いたセリフをまるごとパクって引退した。


end




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