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奴隷になった没落華族の娘

第1章 契りを交わした夜


「今、なんと言ったの…。」

小百合は恐る恐る訊ねた。

「今日からお前は俺の所有物だ、何度言わせたら分かるんだよ。」

そう答えたのは、成金一族の次期当主の山下光司だ。

山下家は没落寸前だった入江家の借金を肩代わりし、その見返りとして入江家唯一の娘である小百合を要求した。

小百合の父はこれを受け入れ、すぐさま娘を差し出したのだ。
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