第2章 先輩*越前リョーマ(華美さんリク)
練習後、憂さ晴らしも兼ねて1人残って練習した。
辺りはボールを打つ音しかしない。
越前「…もういいや」
ラケットを肩に担いで部室へ向かうと電気がついてた。
もう皆帰った筈なのに。
越前「…電気くらい消してよね」
ってドアを開けて驚いた。
先輩が居たから。
「お疲れ様!待ってたよ〜!」
越前「何。待つ必要なかったでしょ」
「さっきの気になっちゃって」
越前「ふ〜ん」
だったら声くらいかけてよ。黙って待つ事ないじゃん。
「で、何て言おうとしたの?」
越前「もういい。暗いし」
「え〜!んもうなんなの」
越前「それはこっちのセリフ」
こうなるんだったら練習しなかったのに。
ホントわかってないこの人。