第11章 きっかけ*真田弦一郎(美玖さん、あいりさんリク)
初めて手にするゴムのような代物。
真田「このような薄っぺらい物で大丈夫なのか?」
「大丈夫ですよ。その…」
真田「どうした」
「先輩の…そ、それにつけて使うんですよ」
真田「そ、そうか」
とは言ってもどうつけたらいいのかわからん。
こうか?
…こうか?
「あの…伸びるので被せてください」
真田「うむ、やってみよう」
慣れないながらも言われた通りにやってみる。
本当に伸びた。うまく作られている。←
真田「これでいいのか?」
「え…は、はいっ」
真田「どうしたそっぽなど向いて」
「うぅ」赤