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私だってヒーローに

第4章 お泊り


ピコンッ、とメールを受信した音が携帯から出る。自習も丁度キリが良かったので小休憩ついでに確認すると、焦凍からだった。その前に勝己から。焦凍はまだしも勝己は何の用だろう?と思いつつもメールアプリを起動する
焦凍_明日、俺の家泊まりに来ねえか
勝己_どっかの休日会いてぇ
急展開がすぎる。まずは焦凍
『なんで?』
と返す。問題は勝己
『用事?』
と返す。二人共返事は以上に早い。まぁ 今日はすでに自習ノルマのノート10ページを超えて15ページくらいしていたからもういいか。ベッドに寝転がり返事を確認する
焦凍_俺の家ならゲームあるし。起動したことねぇけど、楽しいんじゃねえかって
勝己_用事なくちゃ悪いかよ
『了解』
と適当に返す。勝己は…何だってんだ
『面倒くさい』
勝己_ふざけんな!なら家教えろや行ってやるわ!
『来なくていい。用事ないならいいけど。次のはすでに予定あるから』
勝己_わかった。また連絡する
そこで二人からのメールが終わる。とりあえず明日の用意するか…だったら寝間着も普段着も何だったら下着も上下揃えてお洒落に…なんでこんなに楽しみになってるの私。確かに今日は遊び楽しかった
でも…なんとなく、少しでも可愛く見られたくて。芦戸に連絡する
芦戸_どうしたの?
『男子の家泊まることになった。可愛い服の雰囲気とか髪型を教えてほしい』
芦戸_了解!紙に書いて送るから待って!
『わかった』
その後数分後、ピコンと再びメッセージが来る。男子にモテる系の服や私にあった髪型を教えてくれたらしい。服は色々取り出し鞄に詰め、会うときの分は床に。髪型を練習する。お風呂に入り、タオルや歯ブラシ等の道具を中に入れる。
「どうした、何か明日あるのか?」
「友達の家に泊まる。から明日いない。帰ってくる時連絡する」
「わかった」
イレイザーが物分りが良くて助かる。肌の質を気にし、今日は早めに寝た
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