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キリトの本当の妹

第5章 お兄ちゃんの仲間


「お、来たな。キリト…ってその子誰だ?」
「あぁ、俺の妹だよ。レアアバター引いたみたいだけど…」
「え、これレアアバターなの!?あ、申し遅れました。私はカナと言います」
ペコッとお辞儀する。
「俺はエギルだ。よろしくな」
「俺はクラインつーんだ!絶賛彼女募集中だ!」
…初対面でいきなりそんなこと言われても…。助けを求めるようにお兄ちゃんの方を見ると、苦笑していた
「あんたね!この冷え切った空気どうしてくれんのよ!あ、私はリズベット。リズって呼んで」
「私はシリカって言います。この子はピナです」
「キャルル」
シリカさんとリズベットさんは見覚えあるような…あ、そうだ前プールにいた人!
「ユイちゃん」
「はいママ、私はユイです。よろしくお願いしますね」
ユイ…って、前の子じゃ…
「ユイは俺達の娘だから、仲良くしてやってくれ」
「わかった。で今日は何なの集まり?」
「いや、クエストをしに行こうかとな。ユイがクジラみたいっていって、それが出るって噂のクエストを…」
「へー…?」
私そんなクエスト知らないな…って言っても私は通報ユーザーのチェックとかで殆どクエストなんて知らないけど
「ただ、どの武器がいいとか未だにわかんないというか…」
「あれ、さっきの短剣は?」
「リーチが短くて心許ない…って言うのが正直なところなんです。けどお兄ちゃんみたいに重いのもなーって…」
「それなら私のレイピア使ってみる?」
「いいんですか?」
「いいのよ、使ってみて」
と渡されるレイピア。何気にレアアイテムだったり。
「あ、私ステータスの振り分けしないと…」
レイピアだからAGI極振りしとこう…。
レイピアを装備する。短剣より結構重いけど、これくらいなら素早く動けそうだ。
「後は慣れあるのみ、だよね」
「ええ。あ、そうだこれ…」
とアスナさんから再び送られてきたのは、水着F。
「それ、私の裁縫スキルで作ったんだけれど…後で海で遊ぶ予定だからその時着てみて」
「あ、ありがとうございます!」
とお礼した

「わぁ…凄い、綺麗…」
水着は白のワンピースタイプだった
「うーん、まさかここまで美人なアバターだって予想してなかったからワンピースタイプにしちゃったけど…これならビキニとかの方が…」
「これが可愛くて私好きですよ。それより皆さん遊んでるみたいですし…」
「そうね、行きましょ」
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