第20章 ☆??ルート☆ Bad END
憲吾はジュリの青い車に乗り込みジュリは車を発進させ
ダッシュボードに設置されたカーナビのようなモニターを見た。
憲吾もモニターを見てみると地図の一点が赤く点滅していた。
「おっとっと……お節介兄ちゃんこっちの方に着いたみたいだね、」
「っ……位置情報把握してんのか?」
「まぁ……ちょっとね♪でもオレらの場所はわかんないし
警察だからやっぱり聞き込み調査から始まるでしょ?
それ考えたら余裕っしょ。」
「……お前、一体何者なんだ?
二重スパイと言っていたがどこの組織に属してんだ。
それに、ゆりは生きてんだろ?
お前はゆりが東郷に殺されたと言ったが
その東郷はゆりと一緒にいる……どう言うことだ……」
憲吾は運転するジュリを睨みながら問いかけた。
「一気に質問攻めしないでよ〜!
今運転中よ?」
「ふざけんな……それとも、まだ信用できねぇから言わねぇのか……」
「……まぁ、質問に答えてあげてもいいよ?
まずゆりちゃんのことだけど、ゆりちゃんは生きてるよ。」
「っ!」
(やっぱりな……なら、
なんでゆりは俺のことも自分のことも何も覚えていないんだ?)
「んでさぁ……通夜の日、これ見たでしょ?」_ピッ
「っ……?」
ジュリはモニターのボタンを押し映像を切り替えた。
そしてそこに映ったのは
ゆりが響に射殺されたと思われたあの映像だった。
『オレの言う通りにしてれば、お前も三船も生かしてやったのによ……』
『っ憲吾には二度と関わらないで!!
私が死んだら、憲吾は何も関係ないでしょッ!!』
『あぁ、そうだな……
お前が大人しく死ぬなら、アイツには何もしねぇよ……』
『はっ!今まで散々、嫌々オレに従って
アイツを守ってきたのに最後はその努力も無駄となるか……』
『っどうせ……貴方はいつまでも私を犯し続ける……それに、
もう警察や櫻井さん達も貴方の元に辿り着くことはできない……
解決する術もない……私に、もう逃げ道はないもん……』
『そろそろお別れの時間だ……最後に何か言うことはあるか。』
『っ……憲吾、大好き……』
_バァンッ!!
「っ!」
「……。」
最初からじゃないものの、再び映像を見せられた憲吾は絶句した。
ジュリは映像を切ると再び口を開いた。