第20章 ☆??ルート☆ Bad END
店に近づく圭吾、そしてショーウィンドウを見てあることに気づいた。
「……っ!
このマカロンセット、ゆりちゃん達とコラボしてるやつだ……」
(追悼キャンペーン……こんなの、憲吾は見たいと思わないだろうし
素通りした可能性も……いや、まずはお店の人に聞き込みしなきゃ……)
圭吾はお店に入りレジをしていない店員に
警察手帳を見せ聞いてみることにした。
「すみません、警視庁のものです。
今人を探していまして……
黒い上着のジャージを着た男子高校生見ませんでしたか?
海王工業高校の生徒で身長は175cmほど、髪は茶髪なんですけど……」
「海王の生徒さんかは分かりませんけど、その高校生と思われるお客様は
来ましたよ?確かに茶髪でおとなしそうな感じでしたけど……
でも男子高校生のお客様も多く来店されているので確かとは……」
「っその人です!
ちなみに、何を買っていたとか分かります?」
「はい、丁度私が先ほどまでレジをしていたんですけど
Dolceのマカロンセットとスイートポテトを単品で購入されましたよ?」
(やっぱり憲吾だ……確かにここに来ていたんだ……
マカロンはわかるけど、スイートポテトはなんだろ……)
「っありがとうございます!
それで、何分前にどっちのほうへ行ったかわかったりします?」
「っさぁそこまでは……
お客様も並んでいましたのでそこまで見てませんでした……
ただ、20分ほど前で30分は経っていません。」
「っそうですか……わかりました、ご協力ありがとうございます!
せっかくだから、僕も何か買っていきますね。」
「ありがとうございます。」_ペコ
店員はお辞儀をすると仕事に戻った。圭吾は憲吾が買っていった
マカロンとスイートポテトを単品で2個手に取った。
「甘いものはあまり好きじゃないけど、
勇吾あたりは喜ぶだろうしもしかしたらスイートポテトは
ゆりちゃんの好物だったのかな……」
圭吾は商品を手に取り会計を済ませると店を出た。
「さて、2、30分前ってことはまだこの近くにいる可能性が高い。
もし俺が探していることを察したなら駅に向かう確率は低い……」
(かと言って歩きで帰れる距離ではないけど……
憲吾からしたら大したことないかもな……)
圭吾は立ち止まっている人を中心に聞き込みをしながら周辺を探した。
