第20章 ☆??ルート☆ Bad END
_警視庁・捜査一課
圭吾は通常業務をこなしながら組織に関する捜査を進めていた。
そんな矢先、捜査一課に圭吾宛の一本の電話が入ってきた。
その電話を取ったのはソウルで一緒に捜査を行った賢司だった。
「はい、こちら警視庁・捜査一課。
ご用件は何ですか。」
『っすみません……葛木圭吾さんはいらっしゃいますか?
僕、藤ヶ谷と申します。三船憲吾くんのことについて
お話ししたいことがありまして……』
「葛木警部補なら今デスクにいますんですぐ変わります。」
『ありがとうございます。』
「少々お待ちください。」
賢司は保留ボタンを押し斜め向かいにいる圭吾に声をかけた。
「葛木、」
「はい、どうしました黒木さん?」
「外線4番、藤ヶ谷って男からお前宛に電話だ。
最近お前が気に病んでる弟のことについて話があるようだぞ。」
「っ藤ヶ谷さんが憲吾の……?
っわかりました、ありがとうございます!」
「おう、」
圭吾はすぐ外線ボタンを押し電話に出た。
「っもしもし、お電話変わりました葛木です。」
『お忙しいところ、申し訳ありません。
実は三船くんのことでお話がありまして……』
「っはい!憲吾が、どうしました?
もしかして……また憲吾が何か失礼なことを……」
(憲吾……藤ヶ谷さんに謝りに行ってまた何か……)
『っ確かに、失礼と言えば失礼になるんでしょうけど
三船くんの心境を考えれば責める事はできません……ただ、』
「っだた……?」
『お兄さんである、
葛木さんも知ってるとは思うんですが三船くんの様子がおかしくて……
正直、俺が知る三船くんはいませんでした……』
「っ……憲吾が、本当にすみません。
もしかして今日……謝罪に伺ったんですか?」
『はい、ゆりの担任である荒木先生が仲介してくれて……
それで一昨日の件はしっかりと謝って頂けました。』
(っよかった……)
「っ憲吾……またゆりちゃんが生きてるって言ったんですか?」
『っまぁ……昨日も、ゆりがレストランから男と出てくるとこを
見たって言い出して……そこからどんどんおかしく……』
「っゆりちゃんが……?
っまさかそんなはず……!」
『っえぇ……』