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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第19章 ☆Story36☆ 分岐点


「っだからって!!自分を犠牲にしてまで……!!」

「でも!今のままじゃ憲吾だって危険に晒されるんです!!
っ私のせいで、憲吾に危害がいったら後味も悪いですし……それに、
私はもう誰も好きにならないって決めたんです。」

「っ……」

「私……どんなに犯されても心の奥底には憲吾がいた。
行為中、忘れていてもそれが終わればふと憲吾の顔を思い出す……
それくらい大きな存在です。

私はきっと、この先憲吾以外の人を好きになることはありません。

私が憲吾を想い続ける限り響さんは私を犯し続けます。
なら、憲吾を忘れたほうがラクになるんですよ……
誰も好きならないほうがい「っゆり……!」_ギュッ…っ…‥」


剛太はゆりの言葉を遮るようにゆりを抱きしめた。


「っごめん……!ごめんなゆり!
俺らが何もできないばかりに……お前をここまで追い詰めさせて……」

「っ……違います!
っ私は……私は、憲吾を裏切ったんですよ……?
散々憲吾以外の人に身体許して、心まで許しそうになって!!
っそんなの……私が耐えられないんです……

憲吾に、昨日話したんです。
宙さんに抱かれた時、初めて自分から宙さんを求めたって……」

「っ……」

「それでも、憲吾は『別れる』とは言わなかった……私のこと、
『好きだ』って言ってくれたんです……」

「っそれくらいお前が大事だってことだろ……!
っ絶対何とかするから、三船と別れるだなんて言うなよ!!」

「っでも憲吾のその真っ直ぐさが重いんですよ!!」

「っ!」
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