第1章 ☆Prologue＆登場人物☆　

＿登場人物


藤ヶ谷　ゆり（１４）
・人気アイドルグループ『Dolce』のメンバーで
中学２年生にしてグループ１の人気を誇る。
現在は喋るぬいぐるみ“ユウ”と一緒に寮に住んでおり
父、太輔ととはたまにしか会えない。
・前作にて憲吾と両思いになり相思相愛の関係になる。
・容姿は母、百合と瓜二つで性格は父親譲りだが
時おり母と似たような性格が出る。


三船　憲吾（１８）
・海王工業高校に通っている高校３年生でボクシング部に所属。
中学時代は“悪のカリスマ”という異名を持っていたが
高校に入るのと同時に更生し
親友の吾郎と共にオリンピックを目指している。
・前作でゆりと相思相愛になるが、ゆりが中学時代に
悪友として連んでいた班田順平に目をつけられたきっかけを
作ってしまったと後悔している。


藤ヶ谷　タイスケ（２４）
・ジャニーズ事務所『Kis-My-Ft2』に所属しておりゆりが好き。
ヒロミツをはじめとするメンバーに「諦めろ」と言われても
聞く耳をもたず、ゆりに猛アタックするもゆりからは
異性としては相手にされない。その代わりゆりからは
「お兄ちゃん」だったらいいなと思われている。


藤ヶ谷　太輔（４３）
・ゆりの父親で母をわずか０歳で亡くしたゆりを
大切に育ててきた。ゆりにしつこいタイスケを良く思っておらず
「お義父さん」と言われると怒る。一方で憲吾との関係は
見守っている（つもり）。
・現在はぬいぐるみ“レンちゃん”として現れた妻、
百合と昔と同じように暮らしている。


藤ヶ谷　百合（17歳没）
・ゆりの母であり太輔の妻。
旧名は玉森百合で17歳で白血病で命を落としているが
ある日太輔の元にぬいぐるみの姿で現れ、
14年前と同じように太輔と暮らしてゆりを見守っている。


ユウ（きょうすけ）
・元はゆりが昔から大事にしていたぬいぐるみである日突然
ゆりの目の前で喋り出す。それ以来一緒に暮らしており、
ゆり自身はまだ知らないが本来ゆりと双子の兄妹になるはず
だった生命で神様がユウに生命を吹き込み名付けは百合がした。