第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
「せんせ、昼飯食べようぜ。」
「あぁ、そうだな。
今日は天気いいし屋上行くか?」
「そうだな。」
2人は屋上でお昼を食べるため職員室から移動。
太輔たちは端の日陰があるところに座った。
「……屋上、昔から変わんねぇな。」
「……?
何だ急に……いきなり物思いにふけって……」
「いや……なんか俺がここに転校して来た頃思い出してよ、
俺がクラスに馴染めなかった頃、当時の先輩らに呼び出されたんだよなー。」
「あぁ……百合もあの頃言ってたな、お前がクラスで浮いてたって……
お前、その先輩らと喧嘩して顔怪我だらけになったんだろ?」
「何でお前まで覚えてんだよ……つーか、
同棲してるからってベラベラ喋んなよ……」
「笑笑
ま、あの頃のお前すげぇ無愛想だったもんな。」
「アンタが言うなよ……アンタだって高校の時は似たようなもんだったんだろ。」
「人の黒歴史漁んな。」←
「それはお前もだろ。」←
お互い昔話で盛り上がる2人、
百合が生きていたあの頃の自分達からは全く想像できないなと
お互いに思うのだった。そして屋上には他の生徒たちもお昼を囲っており
スマホをいじっていた。
「……なんか生徒ら、みんなしてスマホいじってんな。」
「今に始まったことじゃねぇし……てか普通の光景だろ。」
「……それにしちゃ画面に釘付けみたいな感じなんだよな……」
「なんかSNSで話題になってるやつとかか?
芸能人の誰かが結婚したとか、」
「……ま、そうd「藤ヶ谷先生と九条先生!!」
2人が話していると2人組の女子がやってきた。
和真は女子生徒を見上げた。
「何だよ急に、どうした?」
「これって先生たちですよね?」
一人の女子生徒は2人にスマホの画面を見せてきた。
「ゆりちゃんって藤ヶ谷先生の娘じゃないの?」
「はあ?何訳のわからないこと言って……」
(一体何言い出すんだ生徒たちは……)
「ゆりちゃんのお母さんって、浮気してたんですか?
それでゆりちゃんのお父さんが別にいるんじゃないかってことが
なんか今日販売された本に書かれてるみたいですよ?」
「その候補に九条先生も載ってますよ!
写真は昔のだから今とは少し違うけどしっかり名前もあるみたいだし……」
「「っ!?」」