第2章 2
「ベルモット」
「あらスティンガー
仕事終わりかしら?」
「うん、そっちは?」
「こっちはこれからよ
バーボンと一緒にパーティーに潜入するのよ」
「パーティーか
綺麗なベルモットによく似合うね」
「ふふありがとう、嬉しいわ
けど顔は変えてしまうのよ」
「そっか残念
それってバーボンも?」
「いいえ、僕はそのままですよ」
「へぇ…
顔ばれしても大丈夫なんだ?」
「えぇ一応気は使ってますけど今回は必要無いので」
「ふーん
じゃあね」
「えぇ」
「また」
二人の間を通って目的のジンの部屋に向かった