第4章 4
「フンッ無事にデータを手に入れたからいいが汚すなって言ってるよな?」
「ごめんなさい」
「ジン、お説教は後にして片付けに入りましょう?
スティンガーをこのままにしておくのは不味いわ」
「チッ!シャワー浴びてこい」
やった!
でも
「はぁ脱ぐの手伝ってあげるわ」
「ありがとう」
「もう、いつまでも手がかかる子ね」
すいません
血に濡れたワンピースは肌に張り付いて
とても脱ぎにくかったので手伝ってもらってたら
ガチャ
「失礼します。
すいません遅れてしまって、前の現場が遅れまし、て…
え?」
バーボンがきょとんとした目で着替えている所を見つめてくる