第1章 1章 私のキモチ
「私さ、やっぱりもう郁人のこと好きじゃないんだよね....」
「もうっ!とか言って実はまだ好きなんでしょー?」
ぅっ。やっぱり言われると思った。でも今日はちゃんと伝えないと....。
「やっぱりさ、郁人にキモチ伝えてもダメだったし、新しい恋に踏み出そっかなぁ....なんて!」
そう。実は私は郁人に自分のキモチを伝えたんだ。だけど、帰ってきた返事は嬉しい、ありがとう。だったんだ。
郁人なりに気をつかってくれたつもりなんだとおもうし、私もキモチ伝えられたからそれは良いんだけど....。