第7章 2
前は歩くのがまだ上手じゃなかったから
まぁくんが真ん中だったんだけど…
高嗣がやっぱり私と
手をつなぎたいって
言って聞かないので
我が家ではママが
真ん中ですwww
『まぁはホント歩くの
上手くなったなぁ
前はすぐ転んでたのにwww』
「子供の成長は早いよねー♪
そのうち走りまわるように
なるんだろーね!」
そんな話をしている間に
公園へ着いた
今日は平日っていうこともあり
あまり人が居なかった
「きゃぁっー♪」
公園に着くなり
まぁくんの目がキラキラし
歩きが早くなる
『「あっ!!!」』
足がもつれまぁくんが
転んだ
「ふぇっ…えーん」
私はまぁくんの元へ駆け寄り
抱っこしようとした
『馬鹿野郎、男が
コケたくらいで泣くな
ほら、てって貸してみな?
タッチして』
高嗣がそう言いながら
まぁくんの手を持ち
立ち上がらせる