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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第7章 海常高校戦:延長戦①




【ご褒美はおあずけです】・・・今すぐ欲しい





今日は久しぶりのデートだったが、真弓子を待つ笠松の心は憂欝だった

WCはみんなの活躍でいい線まで勝ち残ったけれど優勝は出来なかった

優勝出来なかったことは悔しい、悔しいがもっと悔しいことがあった・・・





真弓子『先輩?笠松先輩!!何考えているんですか?待ってる間にナンパでもしようとか考えていたんじゃないですよね?』

プーと頬を膨らませて拗ねた振りをする真弓子はとても可愛いくて、笠松は真弓子に顔を近づけると頬にキスをした

笠松「そんなことするか。こんなに可愛い彼女がいるのに」

真弓子はそんな言葉と態度に真っ赤になっていた



真弓子(///先輩こんなところでキスなんて・・・)

いつまでたっても笠松の甘い囁きとキスに慣れなくて、真弓子の心臓はドキドキしてしまっていた

真弓子『///じゃあ、何考えていたんですか?』

笠松「ん?WC頑張ったな~って思って・・・」

笠松は悔しそうに真弓子の顔をチラッと見た



真弓子『??そうですね。惜しかったですけど』

笠松の言いたいことがわからなくて、真弓子は首を傾けていた

笠松「優勝のご褒美が欲しかったな~て思って」

前に約束した《優勝したらご褒美にマシュマロを食べさせてあげます》

心から残念そうに見下ろしてくる笠松に、真弓子の顔は真っ赤だった


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