第10章 反撃
体育館に残された私たちの間には微妙な空気が漂っていた。
「…あの」
「おかえり」
「えっ…」
「ごめんなさい」
清水先輩…潔ちゃんがみんなを代表するように私の元にくる。
「いいよ」
声が震える。
「ありがとう。…今日からまた、よろしくね」
その声を合図に、みんながよろしくお願いします!とこちらに頭を下げる。
「ちょ、や、やめてくださいよ恥ずかしい!」
そういいつつ、仁花たちの方を振り返る。
「よかったね」
「いや月島くんたちも一緒に再入部するんだよ」
「えっ」
「嫌なの?」
「別に…」
あっ、月島くん照れてる。
可愛いな…
日向くんは早速影山くんに絡みに行ってるし…
あぁ、なんか、日常が戻ってきたって感じ。