第12章 洛陽での出会い
万事屋の三人、星海坊主、未来は居間でテーブルを囲んでいた
「まさか、星海坊主さんと未来さんが知り合いだったなんて。宇宙って案外狭いですね」
「うん。神楽ちゃんのお父さんが星海坊主さんだったなんて、全然気づかなかったよ」
「ったりめェだろ。遺伝子違ェすぎるだろうよ」
銀時は星海坊主の頭を眺めながら言った
「私は美人のマミー似ヨ」
「ふふ、そうだね。言われてみれば、江華さんにそっくりだね」
懐かしむように、未来は神楽に江華の面影を重ねた
「マミーを知ってるアルか、未来!」
驚く神楽に未来はその頃を思い出しながら言葉を繋ぐ
「うん…。そっか、あの時の女の子が神楽ちゃんだったんだね。宇宙に出てすぐの頃、烙陽に立ち寄ったの」
「烙陽って、神楽ちゃんの故郷の星ですよね…」
驚きのあまり新八が声を漏らし、銀時は黙って聞いていた