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【銀魂】あの欠けた月の半分を探して《銀時》
第10章 交差するそれぞれの思い.
ピッ……ピッ……ピッ……
心電図の音だけが響く部屋
「……っ」
「姉上っ!!」
目を覚ましたミツバの目には無機質な天井が見えた
傍には自分の手を握り、不安そうに見つめている可愛い弟がいる
「…そう…ちゃん?」
そして、ここにいるはずがない大切な友が視界に入ってくる
「ミツバちゃん…」
会いたかった友がそこにいる
「…っ、未来…ちゃん?どう…して…」
「約束、したでしょ?」
昔から変わらない笑顔がそこにあった
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