第6章 .end point

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それじゃ、
貴方の答えを聞いてもいいかしら？










.......私、行くよ

探しに行くのもそうだけど、

それよりみんなと旅をしたい











貴女がそう願うのなら、

私達はそれを応援するだけだわ

我が子の巣立ちみたいね、

嬉しいのに悲しいわ










あの日、見ず知らずの私を

助けてくれてありがとう

師匠にも感謝を伝えなくちゃね!











彼はああ見えて泣き虫だから

きっと大号泣してしまうわ、

あまり泣かせないであげてね










弟子の巣立ちに

迷惑かける師匠って情けないからね











本当、女々しい男よあの人は














ねぇ、

...原石は、輝くことができたのかな











ｯ......そうね、

着々と磨きがかかって、

もう誰に見せても良いくらいに










そっか..!

いったい何色の宝石になったのかな











光のもとで輝けばわかることだわ










うん、きっと色んな感情に

彩られているんだと私は思うよ!!



無意味なんかじゃなかったんだ

思いは誰かに伝わるよ、

荒波をこえて、嵐をのりきり、

ながいながい旅には必ず終着点がある



綴られた思いは捨てられることなく

大事にされてたよ










......大切なものを無くそうとしてたのね私

大丈夫、もう手放したりなんかしないわ



思い故に人は狂ってしまうけど、

思い故に人は生きようと思えるのだから










忘れちゃダメだよ











ええ、忘れないわ



















「「希望は捨てないで」」







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