第10章 無表情少女×完璧男子
ー朝の会ー
先生(おーい席に着け〜!紅埜〈こうの〉はどうした?)
紅「此処に居ます!」
先生(何やってた?)
紅「委員会の挨拶運動です」
先生(それなら少しくらい遅刻しても許そう)
紅「ありがとうございます」
紅埜時雨〈こうのしぐれ〉アイツは良く分からない
別に嫌いとかそんなんじゃない。
ただ何時も表情が一緒だ。
愛想を振りまいている。
裏では絶対に腹黒なパターンだ
そこまでして何を得たいのか私には分からない。
無理をしてそこまで有名になりたいとも思わない
彼の心情は何時まで経ってもわからない。
別に理解したいとも思わない。
だって興味も無いから