第5章 夢桜のクラスメイト
とある春の日...今日は始業式...
クラスの皆は元気かな...
「おはよー!」
「おっはよー!夢桜!今日もギリギリだねぇー!」
朝から元気な彼女は雪見風だ...近くには時鈴と白銀と向日葵...そして結雛もいる...
大抵、本丸の外ではこの6人と近侍たちで行動する事が多い
...最近、何故か日課の演練で当たりにくくなってる気がするけど
「最近、皆とあまり演練当たってないからまたやりたいねー!」
「演練場に行く時間によって相手が変わるからねー」
..それでか!
春休み中は昼過ぎに演練場に向かったせいかほとんど人がいなかった気がしてたけど...そうだったのか..
白銀と向日葵は春休み中はずっと宿題に追われていて...時鈴と結雛は管轄内で時間遡行軍の活動が活発になっててずっと出陣していたらしい...
私の管轄内は落ち着いてるけど...また活発になるのかな...
そうこう考えているうちに担任の先生が入ってくる...
...皆が無事で始業式を迎えれて良かった...
私はそう呟くとみんなで講堂に向かって行った