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【HUNTER×HUNTER】ヒソカ・クロロ夢 短編集

第2章 ★ヒソカ バレンタインの日には sweet


バレンタインの日がやってきました。
今日は私の運命の日です。
このお菓子をヒソカに食べさせて、私から離れられなくするのです。
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バレンタインの日だね♦︎
今年はあの子と一緒に過ごす事になった
あの子の能力はコッソリ知ったんだけど、もうあの子がやりそうな事は分かるよね♣︎

「ヒソカ、ヒソカ!今日は何の日か知ってる??」
「ボクはそういうのには興味が無いからね…♠︎
残念ながら知らない♦︎」
なんて嘘をつく
「ヒソカ、知らないの?今日はバレンタインデーだよ!
チョコを贈る日なんだって」
「そう♣︎」
つれないなー、と膨れる彼女

「と、まぁそんな訳で、作りました!チョコレート!
ヒソカにもあげるー!」
「ボクはいいよ、ガムの方が嬉しいな♦︎」
意地悪な返しを楽しむ穏やかな日々
だが、彼女はその実、ボクを利用したいだけなのだ
そんな所も好きなんだけどね❤︎
彼女の為なら喜んで尽くすけど、なんだか頑張ってお菓子を食べさせようと四苦八苦している姿を見たら
意地悪したくなっちゃって、こんな関係に収まっている。

彼女の気持ち的には、ボクのことは好きでは無いが、使える駒を増やしたいのだろう
自殺行為というやつにもにているね♣︎
ボクがキミを気に入って良かったね♦︎


「折角作ったのに食べてくれないのです…」
と、泣き真似をする彼女
…まぁ、どうせ今日食べるつもりだったのもある。
元々好きだから食べても変わりはないだろう❤︎
「分かったよ♦︎ほら♣︎」
と口を開ける
「うぇぇ!?あーん、するですか!?」
と戸惑いながら、
「あ、あーん…」
と言いながらボクの口にチョコを入れる。
手が離れて
「これで今日からヒソカは私から逃げられな…」
と言葉を言い終わる前に唇を塞ぐ
「んむ!?んんー!!」
チョコの味と唾液の味が混ざる。
非常に美味しいチョコだった

「ごちそうさま❤︎」
と言うと
「な、なんて事してくれるですか!?
私までヒソカから離れられなくなったです!!」
との事、あ
制約と誓約か…♠︎

でもそれだけじゃなく、彼女の頬が薄くピンクに染まっていたのは気のせいではないだろう♦︎
ボクの可愛い彼女、一生逃がさないよ❤︎

後ろでは
「バカー!や、お嫁にいけないー!」
などが聞こえてくる。

ボクがキミをお嫁にもらうに決まってるじゃないか♦︎
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