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【DC】ポアロにて、安室さんと...

第1章 記念日〜7月6日〜



「安室さん、今日何の日か知ってますか? 」
ポアロでランチを食べていた彩に唐突に聞かれたけれど、全く浮かばなかった。七夕は明日だし、夏祭り? それも来週からだ。7月6日、なな、ろく、なむ…? 語呂合わせも浮かばない

「うーん。わからないなぁ。ヒントないですか? 」
「ヒントかぁ。そうだなぁ……」
笑いながら言う彩の顔には早く答えが言いたいと書いてある

「記念日です! 」
「記念日……? 」
意外な答えだった。初めて会った日、デートをした日、キスをした日……色々と考えたが日付までは付き合った日しか思い出せない。そもそも出会って一年も経っていないのだから7月に僕達の記念日はない

「これ、美味しいですね」
悩んでると彩がランチセットのサラダを指して言った

「何のドレッシングかはわかんないけど、この味がいいです」

あぁ、そういえばそうだったような気がする

「『この味がいいね』と君が言ったから……」
「ふふ。わかったんですね」

彩はとても嬉しそうに笑っていて、その日は僕にとっても記念日になった気がした

〜fin〜
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