第15章 記念日 ★
>>side:Jun
雅「わーい♪何食べよー」
翔「定食とかあんだ」
智「Aランチ…」
和「おいしそうだね」
智「うん」
潤「うどん食べたいな…」
翔「席ここでいい?とっとく」
雅「リーダーAランチ?俺も行く」
智「いこー」
潤「かずはー?」
和「…うどん」
潤「いこ」
和「うん」
翔「俺親子丼~」
潤「はいよー。注文してくる」
翔「よろしく♪」
事務所の食堂。
5人揃って入っていっても
全然平気で、やっぱ気持ちがラクだな。
潤「うどんでよかったのー?」
和「うん、うどんがいい」
潤「俺のマネしたのかと思った」
和「…そうだけど」
潤「だよな。」
和「なんでもいい。あ、じゅん釜揚げ」
潤「俺?んー、釜揚げいいな」
和「俺かけ。たまご。」
潤「…と、親子丼ね。」
和「すいませーん」
空いてるし、種類あるし結構豪華。
割りとすげぇな、うちの会社。
山「にのみやくん!」
和「…お。なにしてんの?」
山「打ち合わせで。嵐さん勢揃いですね」
和「そー。夕方からインスタライブするの」
山「えっ…すげぇ」
和「予告無し。楽しそうだよね。」
山「超喜びますね、ファンの方たち」
和「だといいけどね。」
山「僕もみますね!」
和「おお、感想聞かせて~」
潤「かずー、いくよ」
山「お疲れさまです!」
潤「お疲れー」
和「またねー」
当たり前だけど、後輩もいっぱい。
顔見知りのスタッフと喋ってたら
かずは山田と話してた。
潤「仲良いな、山田」
和「うーん、そうねー」
潤「…ま、心配ないけど」
和「なんの心配?ないよ、なんも」
潤「かずは…かわいいからな」
和「…意味わかんない。」
潤「俺にとっては全員敵なのー」
和「全員?」
潤「3人以外全員!」
和「…ふーん」
潤「超他人事だな」
和「…愛されてるな~俺♪」
雅「なになにー?」
和「ふふふ♪」
翔「なんだよ、嬉しそうじゃん」
和「山田がいたー」
智「なに、それで喜んでるの?違うよね?」
和「ん?」
雅「なにそれ、それは頂けないな?ん?にのちゃん」
和「んー?」
潤「翔さんはい」
翔「さんきゅ。うまそっ!」
潤「かず早く座れ」
和「はーい。雅紀の定食おいしそう」
雅「でしょ?食べる?あーん」
和「…ん!ふふふ…おいし…♪」
みんな知り合いがいるだろう場所でも
こうして5人で集まるのが…俺らっぽい。