第2章 ミッション:シロガネ山探索
「……よし、腹はくくった。シャドー行くよ!」
『ゲンッ!』
あ、シャドー可愛い。……現実逃避してる場合じゃないわ。
「レンジャーサインで呼ぼっか。久しぶりかもね」
タンッ、と飛び上がりスタイラーを地面に向けて放つ。
サインを描き、地面に降りると同時に言った。
「ラティアス、おいで!」
『……きゅきゅーん!』
その鳴き声と同時にラティアスが放ったミストと共に抱きついてきた。
「おうわっ、久しぶり!ラティアス」
『きゅーん!』
一鳴きすると、ラティアスは早速乗って、というように後ろを向いた。
ゲンガーと一緒に乗ると、ラティアスはさらに嬉しそうだった。
「よし、ラティアス。カントーまで行くよ!」
『きゅきゅきゅーん!』
さあ、ミッション開始だ!