第4章 君に捧げる恋歌(今川義元)
義元「そろそろかな・・・
ねえ忍。
俺の上で舞って・・・
そして歌ってよ」
義元はそういうと、
忍の腕をつかみ、
姿勢を反転させる。
床に寝そべった義元の身体の上に、
忍は座る形、膝をつく格好になる。
義元は下から腰を突き上げる。
忍の身体は上下に揺さぶられ、
動きに合わせ胸も揺れ弾む。
忍の口からはとめどなく声があふれる。
義元の言うように、
忍は義元の上で舞い乱れ、
嬌声という甘い歌声を義元に聞かせていた。
その姿は義元が今まで見てきた者の中で、
一番美しく、妖艶で、魅惑的だった。