第29章 過去と未来の交わり(猿飛佐助)
忍「わ・・・分かったから・・・
そ・・・そんな見ないで・・・」
忍は佐助から、
白衣をうけとると、
素肌の上から袖を通す。
忍「佐助君・・・
どう・・・かな・・・?」
忍は恥ずかしそうに、
佐助を見つめる。
佐助は何も言う気配すらない。
忍「佐助君?」
もしや不快に、
させてしまったのだろうか、
忍は不安げに、
佐助に声をかける。
佐助「あ・・・すまない。
破壊力が俺には強すぎたみたいだ」
忍「え・・・大丈夫?
やっぱり着るの、
やめた方がいい?」
佐助「いやそんなことはない。
むしろそそるから、
そのままでいてほしい」
佐助はそういうと、
忍の手をつかみ、
ズボン越しの・・・
自分の中心へと持っていく。
忍「・・・っ、
硬い・・・ね・・・」
佐助「面目ない。
表情筋はアレだが、
こっちは表情豊かすぎて困る」
佐助は真顔で冗談とも、
本気とも分からぬ、
そんな言葉を告げる。