第17章 交換留学?SIDE安土(政宗の章)
家康「童女の姿はって・・・政宗さん?」
忍「政宗さん。誰かお客?」
政宗「ば・・・忍出てくんな」
忍が寝ぼけ眼で襖を開けて出てきた。
その身には政宗の羽織がかけられているが、
胸の谷間など肌が隙間から見えており、
その隙間から見える白い肌には、
赤い華がくっきりと咲いていた。
誰の目にも何があったかはあきらかであった。
家康もはじめはぽかんとはしていたが、
すぐになにかあったか察する。
家康「ふうん?童女の時にはですか、政宗さん」
政宗「なんだよ」
家康「俺がその子の解毒方法調べている間に、
自分はちゃっかり元に戻った、
その子と楽しんでたんですか。へえ・・・
いい身分ですね政宗さん」
政宗「いや・・・家康・・・そのな・・・」
家康「もういいです。
政宗さんは子供に手を出す変態だって、
秀吉さんと光秀さんたちに、
言いつけてきてやります」
政宗「家康ちょっと待て。それはいろいろまずい。
家康落ち着け・・・
な、話せばわかるってな?」
政宗は慌てて着物を着ながら家康を追いかけた。
そんな政宗を忍は、
不思議そうに見つめるのだった。