第10章 500年後の俺と500年前の君(猿飛佐助)
忍「は・・・あぁ・・・あん・・・」
外という場所で、
忍は佐助に乱されていた。
舞と幸村と同じように、
佐助と忍もつながっていた。
佐助「ふ・・・はぁ・・・」
佐助もすっかり理性をとばし、
忍を揺さぶっていく。
もう二人の心に、
舞と幸村の交わりを見た、
ショックの埋め合わせだとか、
お互いの好きな人の代わりだとか、
そんな思いなど微塵も残ってはいなかった。
ただお互いがお互いから感じる欲望に、
夢中になる二人の男女がいるだけである。
二人はそこが外ということも忘れ、
何度も何度も達していた。
忍の甘い雌の香り、
佐助の吐き出した雄の香り、
それらが二人の鼻を刺激し、
さらなる興奮へと二人を誘い続けるのだった。
おしまい