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イケメン戦国短編集2

第7章 上杉の忍び(佐助ED)


佐助「これは・・・」
部屋で佐助は一人、
紙とにらめっこをしていた。

それは現代から続けていたワームホール、
タイムスリップの計算のかかれた紙だった。
何度か計算を続けていたが、
その計算が導いた答えは同じだった。

春日山に近い将来ワームホールが発生する。
その残酷な答えだった。
自分ともう一人忍・・・
という異物をまるで、
排除しようとするかのごとく、
ワームホールが発生するというその答えが出ていた。

佐助は思わずその紙を握りしめていた。
そのことを報告しなければと・・・
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