• テキストサイズ

【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第54章 オオカミさんと赤ずきんちゃん


「結局、食べちゃった......」

「えっ?」

「今日こそは、食べてもらうって決めてたのに......」

「か、勝手に決めないでください......」

想像するだけで恥ずかしくて、布団に潜り込んで顔を隠す。


「次こそ、乗馬だね......」

「全く意味が分からないんですけど、どういうことなんですか?」


夜でも、出来るの?

危ないよね......。


「大丈夫だよ、実践で勉強したらいいから。一番の問題は、俺が我慢出来るかどうかなんだよな......」

「えっ?」

「みょうじさんが可愛いすぎるから......今日は失敗しちゃった」

ギュッと抱きしめられると、その胸板に擦り寄った。


「ふふっ、これからも沢山できますよね?」

「どうして疑問形なの?もちろんだよ。もっと、みょうじさんの心も、身体も、深く知りたい......」

そう言って微笑む彼。


すごく好きだ......。


『愛しい』って......

温かくて、苦しくて、幸せで、泣いちゃいそうになる。



きっと、いたずらだよね......。


これから先の未来も、

彼と一緒に居られますようにーー。
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp