【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第6章 大胆不敵なSweet Girl
最近の皆さんはますますやる気を出している。
今日は三時間踊り通しだ。
そろそろ、休まないのかな?
「皆さん、休憩しませんか?」
「ずっと踊っていますよ」
すこし休んだ方が......。
どうしようかと頭を抱えた時ーー
パンパンッ!
「はーい、注目!バッチリレッスンして、バッチリ休憩もする」
夜叉丸さんが諭してくれた。
さすが夜叉丸さん!
次に、彼が取り出したのは『RAIZINフェス』の特集が組まれた雑誌。
西山さんが彼らを称賛するコメントを出してくれていた。
迷惑をかけたのに、本当に温かい人だ。
「これだけじゃないの!」
そう、なんと......。
キスハグの編集長直々にBプロへの取材オファーがあったのだ。
キスハグといえば、THRIVEだよね!
「いよいよ特訓の成果を見せる時が来たよ!」
嬉しそうな愛染さんと阿修さんに、からかわれる剛士くん。
「にゃんにゃん剛士くん......見たい」
「あぁ?なまえ、何か言ったか?」
剛士くんがこちらを睨んでいる。
この睨みも慣れれば、可愛いものだ。
「ごめんなさい。剛士くんのにゃんにゃん楽しみすぎて、声に出てまし......ぷぷっ」
「お前、後で覚えとけよ!」
「「なまえ(ちゃん)最高!」」