【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第5章 響きあうHarmony
「みんなー、お疲れさまー。」
「「夜叉丸さん!」」
本当に今日は、夜叉丸さんの顔にも泥を塗ってしまった。
「もう、つばさちゃん今回は肝が冷え冷えだったわよ」
「すみません」
「私からも謝らせてください。申し訳ありません」
「入り時間の確認はもっとちゃんと確認するようにね」
おっしゃる通りだ。
本当に、しっかりしないといけない。
「でもさー、9時を11時に間違えるなんておっちょこちょいすぎるよね
」
「確かに、私もそう思いました。つばさちゃんはいつもしっかりしているので、変だなと......」
阿修くんの言葉に同意する。
確かに違和感があるんだよね......。
「他に原因あったりして?」
「何それ?私が間違ってたって言うの?」
是国さんの言葉に、彼は携帯を確認する。
どうやら、そこには......
『入りは11時』との送信履歴が残っていたそうだ。
最終的には、
皆に近江牛ステーキをたかられる夜叉丸さんだった。
めでたし、めでたし?