【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第21章 新たなMelody
ステージ当日は勿論、大盛況。
THRIVEとキラキンのコラボ曲、
『Juggler』はとてもかっこいい一曲となった。
「「お疲れさまでした!」」
「めちゃくちゃ楽しかった!」
「なんか......夢の中に居るみたいだった」
「やっぱ、ライブすっごく楽しい!」
キラキンの皆さんも楽しめたようで本当に良かった。
「やるじゃん、弥勒」
愛染さんがそう言えば、悠太くんも彼の肩をポンっと叩いて微笑み合った。
そして、剛士くんとも微笑み合っていた。
本当に無事に解決して、殿さんがセンターをできてよかった。
「なまえさん、ありがとうございました!」
殿さんは私にまでお礼を言ってくれた。
「いえ、私は何も......でも、すごく良いステージでした!殿さん、キラキラしててすごくかっこ良かったです!!」
「なまえ、俺は?」
「愛染さんも......いつも通り?良かったです」
「ケンケン、かわいそう......なまえちゃん、僕はー?」
「とても、良かったですよーー!」
「ふっ、この扱いの差だよな」
剛士くん......鼻で笑った?
「なまえ、詳しくは今夜ベッドの中で話そうか?」
愛染さんが私を抱きしめようとするが、私はそれを間一髪で避ける。
剛士くんを盾にすると、にっこり笑った。
「さあ、どうぞ!熱い抱擁を......写真撮影させてくださいね?デスクに飾りますね。お仕事が捗りそうです!」
「しないよ!」
「しねぇよ!」
二人が叫んだのは同時で、
やっぱり息ピッタリだと再確認したのだったーー。