【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第12章 Colorful Party
「皆さんの歌です!」
つばさちゃんが続ける。
その言葉にやる気になる彼ら。
曲はメドレーで剛士くんとつばさちゃんで編集してくれることとなった。
私たちは冷蔵庫の食材を確認している。
「ミネストローネ作れますね。煮込む時間があるのでとりあえず、作ります!」
「ありがとう。何か手伝える事があれば言ってね」
「はい!」
食材を切る姿を......凝視されているような。
「......どうかしましたか?」
「ごめん、何でもないから......」
なんだか......顔が赤いよね?
洗わないと今は手使えないかも。
私は彼に近付くと額をくっつけた。
「みょうじさん......?」
「よかった!熱はありませんね」
「本当に......無防備だよね?」
「えっ?」